西国三十三所観音霊場

今回は西国三十三所、最終盤にあたる、
31番 滋賀県 長命寺
32番 滋賀県 観音正寺
33番 岐阜県 華厳寺
巡礼に伺いました。



長命寺さんへは車で林道を
上がらせていただきます、
駐車場からは約170段の石段を
あがり本堂へ西国のご朱印に加え
毘沙門天さんと三仏堂ご朱印
頂くことが出来ます。

長命寺・駐車場
長命寺・石段170




観音正寺さんへは、車参道と言われる
裏参道(五個荘川並側林道)が
8月の豪雨による崩落のため
通行止めになっていますので
(復旧には数ヶ月必要との事)
安土町石寺側の表参道から
あがることになります、駐車場から
約400段の石段を登って本堂へ
向かうことになります、
相応のご覚悟を!!

400段の石段
観音正寺


境内には、珍しい魚に乗った観音様や
聖徳太子時代の人魚伝説も伝わる
歴史の深いお寺さんです
御朱印は西国に加え、聖徳太子様の
宝印二種類を、いただく事が出来ます。

マスクポスター
観音正寺・本堂




西国最後の札所、谷汲山華厳寺さんへ
こちらでは、本堂観音様(現世)のご朱印と
おいずる堂(未来)、満願堂(過去)の
三か所でご朱印をいただきます、
今はコロナの影響で一か所で
三種類をちょうだいします、
本堂の後ろには『苔の水地蔵』様が
おられます、自身の悪いところに
お札を貼って祈願いたします。

華厳寺・本堂
華厳寺・苔の水地蔵さん



本堂両脇には、『精進落としの鯉』
言われる彫刻があります、かつての
巡礼者は華厳寺で巡礼の満願を果たし
この鯉に触れることで、精進生活から
解放された実感を感じたのかも知れませんね。
(なでなで✋)

精進落としの鯉



おいずる堂から満願堂へ
満願堂の周りには、かわいい
狸の置物がたくさん奉納されています
西国三十三所観音を満願した者は
他の者より優れている、他の者を
抜きん出ているとして
『他を抜く』から【た・ぬ・き】
いうことだそうです。(笑)

おいずる堂
満願堂
たぬきさん達