西国28番29番33番札所へ

2022年5月9日月曜日
28番札所、成相山 成相寺から
29番札所、青葉山 松尾寺、
33番札所、谷汲山 華厳寺へ伺いました
お天気にも恵まれ気持ちの良い
巡礼が叶い、すべてに感謝です😄

成相寺本堂
左甚五郎作 魔向の龍
撞かずの鐘

一人の僧が雪深い山の草庵に
篭って修業中、深雪の為、
里人の来住もなく食糧も絶え
何一つ食べる物もなくなり、
餓死寸前となりました。
死を予感した僧は
「今日一日生きる食物をお恵み下さい」と
本尊に祈りました。
すると夢ともうつつとも判らぬ中で
堂の外に傷ついた鹿が
倒れているのに気付きました。
僧として肉食の禁戒を破る事に
思い悩んだが命に変えられず、
決心して鹿の腿をそいで
鍋に入れて煮て食べました。
やがて雪も消え、里人達が登って来て
堂内を見ると、本尊の腿が切り取られ
鍋の中に木屑が散っていました。
それを知らされた僧は観音様が
身代リとなって助けてくれた事を悟り、
木屑を拾って腿につけると
元の通りになりました。
此れよりこの寺を願う事
成り合う寺、成合(相)寺と名付けました。
(成相寺ホームページより)

参道のシャクナゲ
成相寺ご朱印

松尾寺ご朱印

33番札所 華厳寺は岐阜県
揖斐郡揖斐川町にあり、
いび茶の産地でも有名、
先日他界された、
オシム元サッカー日本代表監督が
就任の際に、(イビチャ・オシム)
に因んで、揖斐茶が差し入れられて
話題になりました。😁😁

揖斐茶畑
巡礼花街道

谷汲山 華厳寺では三つの
ご朱印を頂きます、
当山では西国三十三番の
結願札所として花山法皇が
詠まれた御製三首の御詠歌に
ちなんで三つ御朱印を行っております。
また三つの御朱印とは本堂(観音堂)・
満願堂、笈摺堂を指し、
それぞれ現世・過去世・未来世を
意味するとされています。
(華厳寺ホームページより一部抜粋)

華厳寺本堂
華厳寺満願堂前
左から満願堂・笈摺堂・本堂のご朱印